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第2回乾物講座!夢の国の「クランチチョコ」作り大盛況でした。

Date : 2023.02.09

垂井町提案型地域活性化事業の補助を受けて、1月20日(金)に「第2回乾物講座」を開催しました。
前回に引き続き、会場は南宮大社近くに位置する「みずのわ」さん。フェアトレード商品や、地域の農家さんの野菜などを取り扱い、SDGsにも積極的に取り組むショップ兼、レンタルスペースです。

今回の乾物講座では、フェアトレードチョコレートやフェアトレード紅茶を使った内容ということもあり、フェアトレード実行委員会の清水博美さんから、フェアトレードとは?という入り口の部分から、障害者アートと組み合わせた魅力的なパッケージの商品の話まで「誰一人取り残さない」活動のお話をしていただきました。

その話の中で興味深かったのが「垂井町福祉事業所けやきの家」で働く障害のある方達と、岐阜市立女子短期大学の生徒さん、垂井町のグラフィックデザイナー井口仁長さん、フェアトレード実行委員会、NPO法人泉京(せんと)・垂井がタッグを組んで作り上げた「つながるトート」について。垂井で生まれた、垂井がモチーフとなった“フェアトレード”商品です。刺し子で繋がれた垂井の風景や伝統。どの組み合わせも素敵なので、ぜひみずのわで手にとって見て下さいね!

そしてお待ちかねの乾物講座の本編、成田先生によるドライフルーツを使った「クランチチョコ作り体験」です。第一回の講座と同様、フルーツも干す時の条件さえ揃えば失敗なし!みかんとりんごの切り方や、下処理の仕方を実践してもらいました。

ただ切っているだけなのに、みんなを笑顔にしてしまう成田先生の人柄!先生のファンになった第一回の講座からのリピーターさんも多く、ほのぼのムードで進んでいきます。

いよいよクランチチョコ作りタイム。節分の時期に余りがちな炒り豆ですが、栄養満点な乾物です。それを麺棒などで叩いて細かくし、同じく細かくしたコーンフレーク、湯煎したフェアトレードチョコと、先生手作りのドライフルーツと混ぜて、丸型のスプーンで整形すれば、なんと夢の国のクランチチョコそっくり!しかも、室温ですぐに固まってくれます。

生産者さんの心がこもった、大切に作られたチョコレート。スプーンに残ったものも、味見でパクリ。美味しい笑顔が溢れてます!

そして面白いことに、同じ材料で作ったにもかかわらず出来上がりはテーブルごとに個性がキラリ。初めましての方同士でも、ワイワイ賑やかにお菓子作りを楽しんでいました。

チョコが固まるのを待つ間に、岐阜市でTeaplace MAHOLAを運営する奥田奈美先生による紅茶のお話も。中でもティーバッグの紅茶がもっと美味しくなる淹れ方のコツ「先にお湯を入れる」「バシャバシャ動かさない」「箱に書いてある時間で蒸らす」は、参加者みなさんが驚いていました。後日、家で実践してみると、今まで飲んでいた紅茶の味が全く違うことにびっくり。茶葉の美味しさを今までは引き出せていなかったのですね。

奥田先生に淹れてもらったイングリッシュティーを飲みながら、クランチチョコの試食タイム。「アムール・デュ・ショコラのチョコにも負けてない!」という声が飛び出すぐらい、贅沢な素材を使ったチョコは愛おしく美味しい味わいでした。

家ですぐに実践してもらえるように、干し網ネット、フェアトレードチョコ、紅茶、垂井の惠ファームの無農薬みかんのお土産付き。

参加者の方からは
「ドライフルーツはオーブンを使っていたので、電気を使わないエコな自家製ドライにもトライしてみます。」
「講師の方々が明るく優しく、お話もわかりやすかったです。楽しく学べました。」
「やってみよう!と思えるハードルの低さと最大級の美味しさで、大満足の楽しい講座でした。美味しく楽しくフードロス軽減できるので、子どもと一緒に乾物作りにチャレンジします!」
「身近なティーバッグの紅茶にも美味しい淹れ方があると知って驚いた。家で実践してみます。」などなど、嬉しい感想をたくさんいただきました。
ご参加、ありがとうございました。