卒業、卒園、スポ少卒団、ダブル入学。バタバタしているうちに、4月も後半。
遅くなった言い訳も入りつつ、3月13日(日)に行われたイベントレポです〜〜。
「みんなのウォールアートTARUI」の会場となったのが、2019年に垂井町役場の新庁舎が完成し役目を終えた旧庁舎。
2023年には新たな賑わい創出の場として生まれ変わるため、取り壊しが決まりました。
53年間という長い間、町政を担ってきた感謝の気持ちと最後の思い出づくりとして、
「子どもたちに普段はできないことを思い切り楽しみ、遊びながら学べる場所を提供したい。」との思いから、
イベントの企画・開催をするクリエイティブチーム『IDOPLACO(イドプラコ)』が発案。今回の開催へと至りました!
ここ数年は、コロナの影響もあって、どこかへ出かけること、思いっきり遊ぶことが制限され、
みんなのウズウズしていた想いとイベントの内容が、見事にリンクしたのでしょうか。
イベントの告知・募集からわずか数日でかなりの反響があり、予約がすぐに埋まってしまったそうです!
放課後ファーマーズとして記録係(こちらのサイト以外に、イドプラコさんのホームページで公開されます)を任命されたため、まずはイベント一週間前に下準備中の会場へとお邪魔しました。
コンクリートむき出しのガレージを、正面、右側、左側と三面少しずつ違った白のペンキで下塗り。棚や壁を何度も重ね塗りし、白いキャンバスが出来上がりました!
錆び錆びだったガレージのシャッターは黄色くペイントされ、仕上げに蛍光塗料でおしゃれにアート。
取り壊されるまでのつかの間ですが、写真スポットにぴったり!
いよいよイベント当日。天候にも恵まれ、ウォールアート日和となりました。
ガレージの外、旧役場の駐車場では、様々なワークショップやフード類の販売も行われ、残念ながら定員オーバーでイベントに参加できない人たちも会場に足を運び、賑わいに色を添えていました。
「日頃からお世話になっている町民の方に恩返しを」という粋な計らいにより、イベント参加者には「グルマン」のパンの無料プレゼントも!プレゼントされたのはメロンパンでしたが、食パンさんとクロワッサンさんは大人気でした。
旧役場が会場ということもあって、新聞記事を読んだお近くに住むご年配の方の姿もちらほら。庁舎のお引越しが終わってから、暗く寂れた状態が約2年続いていたこの場所が、久しぶりに活気にあふれた姿をみて、なんだか嬉しそうに見えました。
コロナ対策として会場内に人が密集しないよう、駐車場をチョークで落書きできる時間と、ガレージ内のペンキアートを30分ずつ体験できる二度美味しい構成に急遽変更。大人も子どもも関係なく、どでかいキャンパスに落書きし放題!
枠内に、きれいに駐車された車のアートや、懐かしい遊びも!!!いろいろなアイデアが生まれてきます。
たくさんの人によって描かれた絵も、翌日の雨により、綺麗さっぱり消えてしまいました。1日限りの幻のアート。
しかしこれで、すぐに消えるということも判明。子どもが道路に落書きしても、いいよいいよ!と寛大な心で見守れそうです。
ガレージ内の様子は、次の投稿にてお伝えします。