本イベントでもある、ガレージ内どこでも好きにペイントできる「ウォールアート」。
10時のスタートと同時にシャッターが上がり、思い思いの色のペンキを持った子どもや大人がキラキラした目で中に入っていきました。
まっさらな壁に、自分が描いた線や絵がくっきりと映し出されていきます。
この爽快感は、スタート直後ならではの醍醐味。
しかし、このイベントの面白さは、ここからが本番。
どこでも描いていい、ということは、普段なら気にしてしまう「床に垂れちゃう!」なんてことも気にしなくていいのです。
汚れてもいい服で。という参加者への注意事項?があったのですが、それを逆手にとって、自分の服もキャンバスにして楽しむ参加やも多数!
ただ、髪の毛についたペンキはなかなか取れず、とても厄介でした(笑)。帽子は必須です!
回を増すごとに、塗り重ねられていく色・色・色!!!
壁はもちろんのこと、床も全て色で覆われ、幾重にもその色が重なることによって、
誰も想像もしなかったアートへと変わっていくのを、1日を通して撮影していくうちに
ワクワクが止まりませんでした。
正直、最初の方に参加した方が楽しいのでは?と思っていました。
実際に「塗る場所が無かった。」という声もあったのですが、「他の人の描いた上に、色を乗せていく楽しさは、油絵や水彩画の要素もあって、どんな色が生まれるのか楽しみながら描いていた。」という感想や、落書きしていいんだよ!というオープンな感覚をひたすら体感している子どもたちの姿を目にして、固定概念に囚われていた自分がちょっと恥ずかしくなりました。
そして、一番最後の組に参加していた美術関係のお仕事をされている女性が、
それまでに生まれた絵から自分が感じた想像の世界を作り上げ、魚が泳いでいる絵を描いている様子を見て感動を覚えました。
自由に表現することの面白さ。
今回参加できなかった多くの方に、また別の機会で体験してもらいたい。そう強く願ったイベントでした。
最後にスタッフさん、マルシェ出店者、駐車場の警備にあたってくれた垂井地区消防団の方、最後の会の参加者の方たちと記念写真!
また次回、お会いしましょう!