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放課後ファーマーズ

自然・暮らし

向こう三軒両隣、を超えたお付き合い!

Date : 2020.05.05

垂井のいいところ。温かいご近所付き合いが、営みの中にとけ込んでいること。借家に住んでいた時も、家を建てた今も、「お〜い、野菜いるか?」とご近所さんが持って来てくれるのが日常の風景。時には多く作った、おふくろの味のおすそ分けも。

昨日、今日と二日間に渡って、向こう三軒両隣を超えた隣の町内のお母さんが、キャラブキの作り方を伝授しに来てくれました。ちょっとの隙間時間を見つけては近所のワラビを採ったり、春の休みはフキやコゴミ、コシアブラなどの山菜を、足場が悪いところでもスイスイ採りに行ってしまう元気なお母さん。

「採るのはいいんだけど、処理が時間かかるんだわ〜。めんどくせ〜って言いながら、毎年採りに行ってまう。たくさん炊いて小分けして冷凍しとくと、夏場の食欲ない時なんかにいいよ。」とサバサバした口調で話しながら、手もよく動く!その手際の良さ!

筋を取ったら食べやすい長さに切って大きな鍋に入れ、ヒタヒタまで水を入れて火にかける。
沸騰したら5分ぐらいグツグツして、火を止め、蓋をして冷めるまでそのまま放置。
寝る前にザルにあけて真水にくぐらせ、またザルにあけて朝まで水切り。
翌朝、鍋を火にかけて油を引いてフキを入れ、油が全体に回ったら、本だしと醤油で味付け。
たまに木べらでフキを返したりして、全体に味が染み込むように一時間ほど弱火で炊くと、汁気がなくなってくる。
火を消して冷めた頃が完成!

「いっつも“めっそ”やで、味見しながら作るんやわ。」“めっそ??”初めて聞く言葉にきょとん!めっそ=目分量っていう方言のようです。垂井弁?と思い、垂井の日之出印刷さんでいただいた「ふるさと不破のコトバ」という書籍を見てみたけれど、見当たらず。

日本の真ん中に位置し、コトバの出会いの場ともいえる「不破」コトバの面白さを伝えるために、1996年に発行された本。垂井と関ケ原、今須で使われているコトバを調べて、どこが境界線になっているか、どの地方の影響を受けているか、コトバの由来なども書かれていて興味深い内容です。垂井ピアセンターには置いてあると思うので、休館期間が明けたら、手にとってみてくださいね。

そうこうしている間に、キャラブキの完成!大地に芽吹く自然の旨味に感謝です。